仕事人

顧客の顔色

イトヘンデザイナーは今でこそ大きな流通の中で働いていますが、昭和40年代前半頃にはまだ街の洋服屋さんが健在で、デザイナーの最終目標も「自分の店を持つこと」だったように思います。祖母や母は旅行に行くからだの演劇を見に行くからだのと理由をつけヨ…

デキル社員の第一歩

またまた例の新入社員から電話がかかってきました。「これこれこういう商品は別注出来ますか?」 今度は別注の練習かよ!と思いましたが、ハナから生産不可能な商品なのであっさり「無理。」と断りました。あっさり「わかりました。」と切ってくれました。 …

イマドキの新人研修

4月に入社したのにもう辞めた新入社員の噂も耳にしますが、仕事には慣れましたでしょうか? 人手はシルバーに頼りっきりで新卒の面倒を見るというのはしばらくやっていませんが、取引先に新入社員のお守りをさせる会社に迷惑を被っています。 連れて来て「よ…

誤魔化しの契約

問屋体質のメーカーにいた頃。 生産管理部にいたZ氏が会社を辞めたあと、北京のメーカーの担当者がZ氏の自宅連絡先を尋ねてきたらしい。社内の一部では、Z氏独立説が流れた。退社前にそんなことを漏らしていたらしい。 生産が決まった商品の材料を手配し、工…