2006-01-01から1年間の記事一覧

中国で会社設立

中国で日本資本の会社を設立しようとしているが、中国の役人は何だかなぁ、です。 こっちは書類不備と言い、あっちは必要ないと言い、アバウトでなさ気なアバウトな感じに苛立ります。 申請がようやく通って、保税区の新社屋に機械を運びこむ段階でまたスト…

マスマーチャンダイジング

ダウンタウンDXがダウンタウンデラックスだった頃、ギャンブルっぽいクイズをやっていました。その中のコーナーで、『日本人の4択(3択)』というのをやっていました。同じモノのデザイン違い4カットの中から、巷で一番人気のあるものはどれかを当てるゲーム…

[仕事人]バイヤー会議の悪夢

かつて私も、自分が作って世に出た商品を自腹で買い漁ってしまおうと考えたことがあります。 全国展開しているショップの本部デザイナーとして最初に企画した商品は、会議で地区バイヤーを沈黙させました。言葉の代わりに、アチャーだとかウヘェだとかの吹き…

誤魔化しの契約

問屋体質のメーカーにいた頃。 生産管理部にいたZ氏が会社を辞めたあと、北京のメーカーの担当者がZ氏の自宅連絡先を尋ねてきたらしい。社内の一部では、Z氏独立説が流れた。退社前にそんなことを漏らしていたらしい。 生産が決まった商品の材料を手配し、工…

世界の中国人ジョーク

中国で生産するようになって、確実に品質は下がった。同じ仕様書で、よくもこんなに違う物が作れるのかと感心する。 今売れている『世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)』の冒頭にこうある。 ○不良品 あるアメリカの自動車会社が、ロシアと日本の部品工…

デザイナーのプロをとるか、デザインも出来る業界人をとるか

新卒で就職した会社は小さなメーカーだった。 生産基地はまだ国内の時代で、自社御用達の工場と、内職を取りまとめている工場のない工場と、他社商品も請け負っている工場に振り分けて生産していた。 通販のロングラン商品を製造していたから会社は安定して…

デザイナーへの近道

服飾デザイナー・ファッションデザイナーを目指してイトヘンギョーカイに入った。近道は服飾専門学校を卒業して企業に就職すること。20数年前は新卒募集も充分にあったから、学校に来る求人募集でデザイナーの卵になるのは簡単だった。現在の状況はそう簡単…

イトヘンギョーカイ

『イトヘンギョーカイ』と言う言葉をご存じだろうか?アパレル業界と呼ぶ方が一般的に解りやすいだろうが、繊維関係の業界のことを指す。 繊維だからイトヘンと呼ぶ。糸偏。 身体にまとうモノからインテリアまで、糸で作られたモノを生産し流通にのせる、今…